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急性硬膜下血腫

元気だった頃の母は死んだと思った方がいい : 急性硬膜下血腫、手術後101日目の後遺症

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認知機能や記憶力の低下を感じる

こちらが聞いたことにはちゃんと答えるし、簡単な会話も出来るんだけど、「心ここに在らず」といった印象を受けた。

僕の事も自分の息子だとは認識していないのかもしれない。「面会に来たお客さん」とでも思っているのかな?

最後、母は車椅子に乗せられて食堂へ移動したんだけど、一度もこちらを振り返る事は無かった。

事故前、正常だった頃はしつこいくらい電話をしてきたり、LINEを送ってきたり、僕が東京に帰るときは顔が見えなくなるまで見送ってくれたんだけどね。

ここから劇的に回復する事はないと思うし、父には「残念だけど、以前の母はもう死んだと思った方がいい。目の前にいるのは母の姿をした別人だよ」と伝えた。

そろそろ、リハビリ病院退院後の介護生活の事も考えないといけない。

何をするにしてもお金が必要になる。
結局、お金がないと何も出来ない。

20代の頃、もっとしっかりと働いて貯金をしておけば良かった。
お金のない愛情なんて、無力どころか害悪でしかない。

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