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募集記事 : 友人が高次脳機能障害になったきっかけ

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自分以外の方がどのような事で悩んでいるのか、2,000文字程度で書いてもらいました。

テーマ1 : きっかけは…

友人はバイクに乗っており、車と衝突し、ヘルメットを着用していたのでしたが、強く頭を打ったことが原因で高次脳機能障害になりました。

友人はその後リハビリをしても障害が回復せず次第に周りの友達からも見放され孤独化しました。

テーマ2 : 具体的な症状

友人は感情のコントロールができず、頭の賢さが3歳児なみになってしまいました。

当然頭の賢さが3歳児並なので成人の人として生活、ましてや仕事はできなくなりました。

また、友人は自分の言いたいことがなめらかに喋ることが出来なくなっているので、会話は人によっては筆談となります。

ただ、別にしゃべることが困難だからといっても話を聞く分には問題はありません。

テーマ3 : 経済的な負担とお金の工面

友人は厚生障害年金を貰っていて、家族の家があるので、仕事はできない状態ですが特に経済的に困ることはありませんでした。

また、事故の責任割合も友人の過失は1割しかなかったので示談金もあり友人の家が壊れない限り、生活費で困ることはありませんでした。

私は色々な高次脳機能障害の人を見てきましたが、友人は比較的恵まれている方でした。

もし友人の親御さんが亡くなったとしても友人はお金がありますので、施設に入れば問題無く生活をすることができます。

ただし、もし友人がお金を持っていなくても実のところ生活保護を申請すると医療に携わるすべてのお金の問題は医療券でまかなえますので問題はありません。

テーマ4 : 介護で苦労している点/対処方法

友人の場合頭の賢さが3歳レベルですし、しゃべることが非常に困難ですので、高次脳機能障害の中でも友達ができにくいという環境があり、もっぱら親御さんとしかコミュニケーションがとれず、親御さんも心配されていることがあります。

ただし、別にこの点も施設で介護士がちゃんとケア致しますので、特に親が亡くなってからも問題無く友人はくらしていくことができると思います。

ただ、友人はたまにひらがなすら思い出せないようなときがあるので、筆談はたくさんする必要があり、予断を許さない状況でした。

また、友人はとても子供っぽいいたずらをするのですが、火遊びのようなこともするので、これはとても危険ですのでその点ではとても心配でした。

もし、友人が施設に入ったのなら火遊びをさせないのですが、友人の場合親御さんと家に一緒に住んでいて親御さんが友人のケアを重点的にしているのでリスクが高いです。

また、お風呂に入る際にも友人は遊んで転んで大きなけがをしたこともあり、自宅での生活はやはりリスクがとても高いです。

友人の親御さんは70歳でまだ元気ですが、次の5年でもう友人を施設に入れる段取りを私たちとしていました。

テーマ5 : 今後どうしていきたいか?

友人はバイクが好きで会社のバイク仲間とよくツーリングに行ってワインディングを飛ばしていたのですが、友人は街中では飛ばさない人だったらしいです。

それが危険でないのかどうなのかは私には分からなかったですが、どちらにしてもバイク自体危ないですし、特に複数人数集まれば悪乗りしてしまうのではと私は思ってしまいます。

もし友人のようになりたくないのであれば絶対に飛ばさない、無茶しないでも車が悪い場合事故に巻き込まれてしまい、結果は悪いです。

これが骨折や擦り傷で済めばよいのですが、最悪の結果が死でもなく友人のように酷い後遺症を持ったうえでの生き残りです。

このような事実を本当に良く知ってバイクを乗っている人には運転をしてほしいのですが、通勤時はバイクが危険なすり抜けをしているのを良く見かけます。

どれほどその結果が危ないのかをほとんどの人は想像できないのではないでしょうか。

友人を見せしめにしてバイクの危なさをこれ以上語る気もしませんが、車でも同じです。

最近では車ではエアーバックが当たり前になっていますがそれでも車の事故で高次脳機能障害になる人はいらっしゃいます。

車の運転では、一方携帯電話を触りながら運転される方が非常に多いですが、もし相手をはねたり、巻き込んだりしたら、その人もまた高次脳機能障害になるリスクがあることを知っておいた方が良いです。

高次脳機能障害というのが頭を打つことによっておこることで、死に至らず大変苦しい思いをすることを全ての人が知っておいた方がいいと私は思います。

友人はリハビリをしても回復の余地はありませんが、まだ自分でトイレには行けます。

もし自分でトイレも行けないような障碍を持ってしまうと大変なことになりますので、とにかく頭だけは大事にして欲しいです。

また、危険な仕事もあるでしょうが、こういう話を聞いてもしますか、と私は問いたいです。



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