多分、今後も回復はしない
よく喋るようになり、滑舌も良くなってきた母。
奇声を発する事も無く、徘徊する事も無く、無意味に同じ動作を繰り返す事も少なくなってきた。
性格も事故前と比べて穏やかになった気がする。
事故前の母はどちらかというと気が強いイメージだったんだけど、元々の性格は今の方に近いのかもしれない。
「これなら自宅で介護が出来るかも?」と父は思っているようだけど、それだけはしないように伝えている。
老老介護を続けると父は間違いなく疲弊していく。
24時間365日、父一人で面倒をみれるわけがない。
今の母は自分でトイレにいく事も出来ないのだ。
排尿と排便の問題は母が生きている限り終わることがないだろう。
この問題が解決したら、父の負担はかなり軽減されるんだけどね…。